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管理人Kの雑記


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勉強させて頂きます #5

昨日のつづき。

せっかくおもしろいライヴを観たっつーのにNACKの後に出たバンドは最低最悪だったなー。
人をとことん不快にさせるバンドでさ。
あれはもう俺達の仲間が見たら全員が全員、怒ること間違いなし。
最近どんなバンド見ても結構楽しめるようになってきた、って思ってた。
けど、それも錯覚か。

なかなか文面で伝わらないとは思うが、一応俺のムカムカポイントを挙げてみる。

・見た目(ヴォーカルとRギターがふんどし)
・関西から来たR&Bバンド、とかいってる割にイモみたいな曲ばっかで全然R&Bじゃない。
・ふんどしvo.が履いていたサンダルを客席に向かって蹴り出し、俺の前にいたお客さんにボコッと当たる。
・Lギターの奴が超ヘタクソなのに聞き苦しい速弾きを連発。
しかも客席に下りて見せびらかすようにピロピロやった後、なぜかガッツポーズ。
お客は当然冷めた視線を浴びせる。
ついでに、こいつと同じような感じだった昔の俺にもムカつく。
・最後の「裸族」という曲でvo.とGがふんどしを外し、フルちんになり、お客さんドン引き。

とまあこんな感じ。

一見するとふんどしとか全裸とかで笑ってしまいそうだが、そもそも面白いパフォーマンスをするわけでもなく、関西人らしい軽快なトークがあるわけでもなく、場の空気を読めないそんな奴らが脱いだって面白くも何ともない。
俺も下ネタは好きだけど女の子が引いてしまうような、ただ下品なだけの下ネタは大っ嫌いだ。
このバンドがやっていることを絶対やってはいけないという反面教師の権化みたいな連中。
勉強させて頂きました。


恐さを感じたのは地元の名前を掲げてライヴに臨むということ。
そいつらだったら大まかに『関西から』と。
こういうヒドイのを見た場合、少なからず関西のバンドの質を疑ってしまう。

もちろんそんなバンドだけじゃなく、素晴しいバンドがいっぱいあるのは分かってる。
だけどツアーで回っている以上、絶対に地元の看板を背負う宿命にあり、そのパフォーマンスによって地元シーンの印象さえ左右してしまうのだ。
ホント「少なからず」だと思うけど、それって大事でしょ。

現に、その後にやった広島から来たブルースバンドはとってもイイ味を出しており、俺は少なからず広島のシーンに対して好印象を持ったわけだ。

身近なところでいうと、例えば三島のHe&Sheさん。
あの素晴しい演奏を見ただけで三島で音楽をやっている人達がタダモノじゃなく感じられ、三島に行って4〜5のバンドとしか共演していないにも関わらず「三島は玄人ミュージシャンが集っている」と強力に印象付けられている。

夏組も同様に『Yokohamaから』と称している。
初めてアウェー沼津でやった時から「ナメられちゃいけねー」と、心の中に闘志を燃やして臨んできた。
三島でやるようになった今は温かく迎えてもらい、ある意味ホーム的な雰囲気も出てきたが、その当時は一体どう思われていたんだろう?
夏組に好印象を持った人は「Yokohamaのバンドはやっぱり面白いねぇ」と思ってくれたかもしれないし、気に入らなかった人は「Yokohama、意外と大したことないな」とか、お客さん一人一人異なる感想を抱いたはず。


楽しいライヴでも見えない所で勝負が行われている。
20日の三島はパーティでの短い演奏だけど初心に戻ってやるべし、だな。

空回り厳禁でね(^^)v
by romeotapping | 2006-05-19 02:17